ダイエットを確実に成功させる!あなたのカロリーを知る方法 185
こんにちは!
福岡市で活動している
出張専門パーソナルトレーナーの
西 拓弥(にし たくや)です。
本日はダイエットで
切り離せないカロリーのお話し。
今、ダイエット頑張っている方に
憎い脂肪を減らす効率的な方法を
お伝えしたいと思います。
目次
1頑張ったら体重は落ちるけど
見た目が変わらないのは何故?
2脂肪を減らすときに考えるカロリー
1体重は落ちるけど見た目が変わらないのは何故?
食事制限頑張って痩せた!
でもなんでだろう?
頬がこけてげっそりしてるように見える。
痩せて綺麗になるはずが
私病気してるみたい。
という方いませんか?
西がスポーツクラブで働いていた頃は
そういう女性よくいらっしゃいました。
本人はすごく頑張っているのに
カラダが頑張りに対して伴っていない。
これってある原因があるんですね。
ある原因とは【カロリー】です!
ダイエット時に絶対と言って良いほど
出てくるキーワード【カロリー】
痩せたいと思うなら
消費エネルギーを増やし、
摂取エネルギーを減らす。
これがダイエットだとマストな条件ですが、
この方法にはある落とし穴があります。
それは、ある程度の量のカロリーを取らないと
カラダは筋肉を削り消費カロリーを
減らしてしまうということです。
まず、カロリーというのは
カラダを正常に動かすために必要なエネルギーです。
先ほどのお話し通り
摂取カロリーがあなたの1日の消費カロリーを上回れば
体重は増え太ってしまいますし、
摂取カロリーが消費カロリー以下となると
体重は落ちて痩せていきます。
ダイエット目的としては
痩せていくことはカロリーを抑えられていて
良い状態ということになるんですが、
必ずこれ以上落としたらカラダが壊れるよ!という
ボーダーラインとなるカロリー量があります。
それが基礎代謝です。
基礎代謝は生きていくために最低限必要なエネルギーで、
心臓や内臓を動かしたり、体温の維持などに使われています。
一般的な成人女性だと1日1200kcal
成人男性だと1日1500kcalと言われています。
この基礎代謝を摂取カロリーが下回ると
カラダは脂肪などのエネルギーの消費をストップし、
筋肉を削りエネルギーに変える作業を行います。
筋肉を削ると代謝が下がるので
食べたエネルギーを消費しきれなくなりリバウンドしたり、
ボディラインとしてはヒップや背中が垂れてきたりと
メリハリのないカラダになってしまいます。
その他体調面でも、
女性だと生理不順や貧血、低血糖にもなってしまいます。
結局のところ筋肉が無いと
メリハリのあるカラダを作ることが
できなくなってしまうので
病的に見えるメリハリのないカラダになってしまいます。
せっかく綺麗で健康的なカラダになろうと努力したのに
かえって見た目が悪く、不健康になってしまう。
最悪です。
そんなんじゃなんで頑張ってきたのか
わからなくなってしまいますね。
そんな状態にならないためにも、
もしなっているならその状態から抜け出すためにも
正しい知識を身に付けやり方を変え
メリハリボデイを手に入れてください!
2脂肪を減らすときに考えるカロリー
カロリーのお話しに戻しますが、
ダイエットの時に知らないといけないのは
1あなたの全体カロリーはどのくらいか?
2あなたの基礎代謝はどのくらいなのか?
31日に消費するカロリーはどのくらいなのか?の3点!
1あなたの全体カロリーはどのくらいか?
全体カロリーですが、
総消費カロリー(全体カロリー)=
基礎代謝+活動代謝+DIT(食自由発熱産生)
の3つから構成されます。
基礎代謝=
何もしなくても生きているだけで消費するエネルギー
活動代謝=
カラダを動かすことで消費するエネルギー
DIT(食事誘発性熱産生)
食べ物を食べて消費、吸収する過程で発生するエネルギー
消費割合としては
基礎代謝70%
活動代謝20%
DIT10%
になります。
総消費カロリーの計算ですが、
現在はネットで調べていただくと
年齢、身長、体重などを打ち込むだけで
正確に計算してくれるサイトがあるので
そちらを活用した方が早いと思います。
ですが、一応計算方法もあるので
そちらを記載しておきます。
①基礎代謝の計算
ハリスベネディクト法
男性:13.397×体重+4.799×身長-5.677×年齢+88.362
女性:9.247×体重+3.098×身長-4.33×年齢+447.593
②基礎代謝×
運動しない=1.2
軽い運動=1.375
中程度運動=1.55
激しい運動=1.725
非常に激しい運動=1.9
上記のいずれかを選択し、
基礎代謝に×計算します。
この②の結果が
1日の総消費カロリーとなります。
だいぶ計算が大変なので
大変だな〜と思う方は
計算サイトで計算されることをオススメします。
ここまで計算できたらあと一歩!
総消費カロリーがわかれば、
この総消費カロリーから基礎代謝を引きます。
例:総消費カロリー1500kcalあるとして
基礎代謝が1200 kcal
1500 kcal ー 1200 kcal = 300 kcal
300 kcalが調整できるカロリーとなります。
1ヶ月で-1kg減らすとなると
脂肪1kg=7200 kcalとなるので
7200 kcal ÷ 30日 =
1日に減らす必要のある消費カロリー 240kcal
総消費カロリーが1500kcalから240kcal減らすと
1日の摂取カロリー目安は
1260 kcalとなります。
この数字が1ヶ月で脂肪を
-1kg減らす数値となります。
筋肉量が増え、体重の変動があれば
このカロリー量は変わります。
西がお客様にお伝えするときは
1週間単位で体重の変動を見て
カロリー調整をすることをお伝えしています。
※パーソナルトレーニングでは全て西が計算します。
カロリーの計算は少し面倒な部分がありますが、
確実に脂肪を落としていくことを考えるなら
カロリーのお話しは切っても
切り離せないものになります。
ぜひあなたもご自身のカロリー量を把握し、
ダイエット成功に繋げてもらえればと思います。
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
それではまた次回...
福岡市で活動している
出張専門パーソナルトレーナー
西 拓弥(にし たくや)